長崎県立大学学術リポジトリ >
国際情報学部研究紀要:第1号~第16号 >
第15号 >
このアイテムの引用には次の識別子を使用してください:
http://hdl.handle.net/10561/1192
|
タイトル: | 中井正一における言語論への移行の問題Ⅰ ——中間者をめぐって—— |
タイトル(別表記): | Problème de la transition à l’étude sur langage chez Masakazu Nakaï (Première partie): autour du « Milieu » et du « Mittelglied » |
著者名: | 門部, 昌志 |
著者名(別表記): | MOMBE, Masashi |
発行日: | 2015年1月23日 |
出版者: | 長崎県立大学 |
雑誌名: | 研究紀要 |
号: | 15 |
開始ページ: | 69 |
終了ページ: | 84 |
ISSN: | 1883-8111 |
抄録: | 「委員会の論理」で知られる美学者中井正一は、1920年代後半、「カント第三批判序文前稿について」の後に「言語」を発表した。論文「言語」への移行はなぜ、どのように生じたのか。この問いの探求にあたっては、移行の前後を考慮する必要がある。本稿は、同時代の議論を参照しつつ、移行前の論考「カント第三批判序文前稿について」を中心に考察する。この論考で議論される中間概念としての技術(技巧)や中間者としての判断力は、基本的にはカント論の文脈でなされている。ただし、「中間者」やディアレクティクへの言及は、後の論文「言語」との接点と見なしうる。 |
キーワード: | 中井正一 深田康算 三木清 中間者 ディアレクティク |
URI: | http://hdl.handle.net/10561/1192 |
出現コレクション: | 第15号
|
このリポジトリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。
|