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http://hdl.handle.net/10561/1260
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タイトル: | 看護学生が認知する術後観察場面での看護師の関わり |
タイトル(別表記): | Nursing Students’ Learning from Involvement with Nurses When Monitoring Postoperative Patients |
著者名: | 高比良, 祥子 山田, 貴子 吉田, 恵理子 片穂野, 邦子 松本, 幸子 |
著者名(別表記): | TAKAHIRA, Sachiko YAMADA, Takako YOSHIDA, Eriko KATAHONO, Kuniko MATSUMOTO, Sachiko |
発行日: | 2017年3月 |
出版者: | 長崎県立大学看護栄養学部 |
雑誌名: | 県立長崎シーボルト大学看護栄養学部紀要 |
巻: | 15 |
開始ページ: | 1 |
終了ページ: | 9 |
ISSN: | 1884-1759 |
抄録: | 本研究の目的は、学生が手術後の患者の観察を行う場面で、看護師の関わりをどのように認知している
のかを明らかにし、学習環境調整に向けた示唆を得ることである。成人看護学実習において、看護師と共
に手術後の患者の観察を行った学生20名に、半構造化面接を行い、質的統合法(KJ法)を用いて分析した。
その結果、学生が認知する術後観察場面での看護師の関わりは、【看護師の観察技術が模範となる】、
【看護師の見守りと誘導で安心できる】、【看護師の質問や指導により学びが充実する】、【自分からの働き
かけが看護師の指導を引き出す】、【看護師が求めるレベルと自分に差がある】、【看護師から十分な指導
を得られない】の6つが抽出された。
結果より、成人看護学実習における学習環境調整に向けた示唆が得られた。教員は看護師に、学生の
レディネスと到達目標を伝え指導内容を調整する。また看護師が学生に質問や指導を行い、学生の学習
が促進されるよう、教員は調整を行う。そして教員は学生に対し、自らの意思や判断を臆せず看護師に
伝えるよう励ますことも必要である。 |
キーワード: | 看護学生 看護師 認知 観察 術後患者 |
URI: | http://hdl.handle.net/10561/1260 |
出現コレクション: | 第15巻
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