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http://hdl.handle.net/10561/1501
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タイトル: | 微量元素・甲状腺ホルモンおよび体組成計測定による栄養状態把握法の検討 (病院入院患者および老健施設入所者における検討) |
著者名: | 森田, 茂樹 飛奈, 卓郎 |
著者名(別表記): | MORITA, Shigeki TOBINA, Takuro |
発行日: | 2018年3月31日 |
出版者: | 長崎県立大学 |
雑誌名: | 学長裁量研究成果報告 |
巻: | 平成29年度 |
号: | シーボルト校 |
開始ページ: | 1 |
終了ページ: | 2 |
抄録: | 1.調査対象;一般病院に入院中の患者さん81名(主には神経疾患を有する症例)。
2.調査方法;入院時採血時の保存血清を用いて、亜鉛・Ca、TSH・rT3、Alb・ChEを測定し、BMI・右脚ふくらはぎ周囲長を計測した。
3.研究成果;平均年齢は 74.8歳(男/女=42/39)。主な測定項目の平均値±標準偏差値は、亜鉛は75.8±25.3 μg/dL、 Caは7.72±0.95 mg/dL、 TSHは1.34±1.036 μIU/mL、 rT3は1137±486 pg/mL、Albは3.5±0.53 g/dL、 ChEは236±84.2 U/Lであった。BMIは21.1±3.03、ふくらはぎ周囲長は30.6±3.71 cmであった。健常者と比較して、いずれも有意差がみられた。
4.入院患者さんでは、健常者に比べ、低亜鉛・低カルシウム・低アルブミン・低コリンエステラーゼ・高TSH・高リバースT3および、低BMI・低ふくらはぎ周囲長であった。このことより、これらの指標は低栄養のマーカーとなりうる可能性が考えられた。 |
キーワード: | 微量元素 甲状腺ホルモン 栄養状態把握法 |
URI: | http://hdl.handle.net/10561/1501 |
出現コレクション: | H29 シーボルト校
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