長崎県立大学学術リポジトリ >
看護栄養学部紀要 >
第17巻 >
このアイテムの引用には次の識別子を使用してください:
http://hdl.handle.net/10561/1521
|
タイトル: | 子育て中の精神障害をもつ利用者への訪問看護を 導入し継続するために必要な看護 |
タイトル(別表記): | Required nursing when home-visit nurses introduce and continue providing care for mentally ill individuals who are raising children |
著者名: | 堂下, 陽子 高比良, 祥子 |
著者名(別表記): | DOSHITA, Yoko TAKAHIRA, Sachiko |
発行日: | 2019年3月 |
出版者: | 長崎県立大学 |
雑誌名: | 長崎県立大学看護栄養学部紀要 |
巻: | 17 |
開始ページ: | 23 |
終了ページ: | 30 |
ISSN: | 1884-1759 |
抄録: | 子育て中の精神障害をもつ利用者への訪問看護を導入し継続するために必要な看護を明らかにする。精神科訪問看護交流会(以下、語ろう会)の話題提供者の発言の記録から、子育て中の精神障害をもつ利用者への訪問看護を導入し継続するために必要な看護内容を抽出し内容分析を用いて分析を行った。必要な看護は【利用者の立場に立つ支援】【支援体制を整える】の2 カテゴリ、14 サブカテゴリが抽出された。訪問看護師は【利用者の立場に立つ支援】で直接ケアを行いながら、多重課題を抱える利用者への【支援体制を整える】ことで、導入継続に向けた看護を実践していた。看護の特徴として訪問看護師は利用者との信頼関係の構築と維持を基本とし、利用者の〈困り感を引き出す〉ことや、〈困り事や希望に合わせる〉といった支援を通して子育ての中で生じる困った状況の客観視を促していた。さらに顔の見える関係づくりにより支援体制を整え、利用者と子どもが安心して暮らせる地域づくりにつながっていた。子育て中の精神障害をもつ利用者への訪問看護の導入継続に向けて、関係機関と役割分担しながら連携・協働した支援の重要性が示唆された。 |
キーワード: | 子育て 精神障害 訪問看護の導入継続 困り感 支援体制 |
URI: | http://hdl.handle.net/10561/1521 |
出現コレクション: | 第17巻
|
このリポジトリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。
|