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http://hdl.handle.net/10561/1522
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タイトル: | 1型糖尿病療育サマーキャンプで ボランティア活動をした看護学生の学習経験 |
タイトル(別表記): | Learning experiences of nursing students who volunteered at a summer camp for children with type 1 diabetes |
著者名: | 高比良, 祥子 堂下, 陽子 林田, りか |
著者名(別表記): | TAKAHIRA, Sachiko DOSHITA, Yoko HAYASHIDA, Rika |
発行日: | 2019年3月 |
出版者: | 長崎県立大学 |
雑誌名: | 長崎県立大学看護栄養学部紀要 |
巻: | 17 |
開始ページ: | 31 |
終了ページ: | 40 |
ISSN: | 1884-1759 |
抄録: | 本研究は、1 型糖尿病療育サマーキャンプでボランティア活動をした看護学生の学習経験を明らかにし、キャンプでボランティア活動を行う看護学生への教育支援の示唆を得ることを目的とした。2015 年8 月にA県のキャンプに全日程参加した看護学生5 名を対象とし、ボランティア活動による行動の変容や知識構造の変化について、面接ガイドを用いた半構造化面接を実施した。分析はKrippendorff の内容分析の手法を用いた。結果、8 カテゴリが形成された。キャンプでボランティア活動をした看護学生は、【生活者としての対象理解】【個別性に合わせた関わり】【血糖管理支援】【セルフヘルプ・グループの場づくり】【自己管理の促進】【安全への配慮】【専門職役割の理解】【他者との協働】の学習経験をしていることが明らかになった。学習経験
の特徴として、生活の捉え方の理解、1 型糖尿病患児への支援技術の修得、多職種連携の体験が見出された。教育支援として、看護学生に対し1 型糖尿病に関する事前講義への参加を促し、活動後に学習経験を振り返る場を設けること、教員が患者会や支援団体と協力関係を構築しボランティア活動を行う環境づくりを行う必要性が示唆された。 |
キーワード: | 看護学生 ボランティア 1 型糖尿病 療育キャンプ |
URI: | http://hdl.handle.net/10561/1522 |
出現コレクション: | 第17巻
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