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http://hdl.handle.net/10561/1593
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タイトル: | 成人看護学でのシナリオシミュレーション演習における学生の学習経験 ~講義と実習をつなぐ看護過程演習の取り組み~ |
タイトル(別表記): | The Learning Experiences of Students through the Scenario-based Simulation Exercise in Adult Nursing Education : Effort of the Nursing Process Exercise which Connects the Lecture and Practicum |
著者名: | 片穂野, 邦子 高比良, 祥子 吉田, 恵理子 松本, 幸子 |
著者名(別表記): | KATAHONO, Kuniko TAKAHIRA, Sachiko YOSHIDA, Eriko MATSUMOTO, Sachiko |
発行日: | 2020年3月 |
出版者: | 長崎県立大学 |
雑誌名: | 長崎県立大学看護栄養学部紀要 |
号: | 18 |
開始ページ: | 47 |
終了ページ: | 51 |
ISSN: | 18841759 |
抄録: | 本研究の目的は、成人看護学の看護過程事例を用いたシナリオシミュレーション演習における学生の学習経験を明らかにし、教授方法への示唆を得ることである。シナリオシミュレーション演習実施後の看護学科3年次生15名に半構造化面接を行い、質的帰納的に分析した。結果、9つのカテゴリが形成された。学生は、紙面事例を患者シミュレータで観察することで、【看護過程事例と患者シミュレータがつながる現実感】や【看護過程展開とシミュレーションでんお観察項目のつながり】【変化を予測した観察や対処への備えの必要性】を実感し、訪室前の情報と観察した情報からアセスメントする重要性や確かな実践力の必要性の理解に至っていた。また【医療者の言動が患者の気持ちに影響を与えることの理解】という患者に配慮した対応の必要性、さらに、【グループでの発見や改善点の気づき】などの情報共有や連携の必要性を学習経験として見出していた。看護過程事例を用いたシナリオシミュレーション演習は、学生の臨地実習の前段階として有用な学習方法であることが示唆された。 |
キーワード: | 看護学生 成人看護学 シナリオシミュレーション演習 看護過程 学習経験 |
URI: | http://hdl.handle.net/10561/1593 |
出現コレクション: | 第18号
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