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http://hdl.handle.net/10561/1751
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タイトル: | 緩和ケア病院実習における看護学生の学び -学生のレポートの分析から- |
タイトル(別表記): | Learning of Nursing Students in Palliative Care Hospital Practicum |
著者名: | 吉田, 恵理子 片穂野, 邦子 髙崎, 亜沙奈 |
著者名(別表記): | YOSHIDA, Eriko KATAHONO, Kuniko TAKASAKI, Asana |
発行日: | 2021年3月 |
出版者: | 長崎県立大学 |
雑誌名: | 長崎県立大学看護栄養学部紀要 |
巻: | 19 |
開始ページ: | 53 |
終了ページ: | 62 |
ISSN: | 18841759 |
抄録: | 本研究の目的は、緩和ケア実習における看護学生の学びを明らかにし、慢性期・終末期実習への教育の示唆を得ることである。成人看護学実習を履修した学生のうち研究参加に同意が得られた45名のレポートを分析対象とした。結果、【尊厳を支えるケアの必要性】【緩和ケアを受ける患者・家族の特徴をふまえた支援の必要性】【残された時間を有意義に過ごすためのケア】【死後のグリーフケアを見据えた支援の必要性】【緩和ケア看護に必要な知識・技術】【看護過程をふまえたケアの大切さ】【多職種連携の必要性と看護師の役割の認識】【看護の実際を観ることで既習知識が腑に落ちる】の8カテゴリが抽出された。学生は緩和ケア実習の中で、尊厳や根拠に基づいた看護実践という、看護の基本となるものを経験し学びに繋げていた。今後は、既習知識が自らの学びとして「腑に落ちる」経験を積み重ねていくために、臨床で行われる看護場面への参加の仕方や、臨床看護師も交えたリフレクションやクリティカルシンキングができる場を増やすなど、経験の中の学びを深める具体的な方法の検討が必要であると考える。 |
キーワード: | 緩和ケア実習 学び 看護学生 レポート |
URI: | http://hdl.handle.net/10561/1751 |
出現コレクション: | 第19巻
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