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http://hdl.handle.net/10561/1816
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タイトル: | 非アルコール性脂肪肝炎モデルラットにおける NAFLD activity scoreとFLIPアルゴリズムによる 組織学的評価の比較検討 |
タイトル(別表記): | Comparison of the Histopathological Evaluation by NAFLD Activity Score and FLIP Algorithm in Rat Model for Nonalcoholic Steatohepatitis |
著者名: | 福田, 歩美 駿河, 和仁 古場, 一哲 清水, 真祐子 常山, 幸一 大曲, 勝久 |
著者名(別表記): | FUKUDA, Ayumi SURUGA, Kazuhito KOBA, Kazunori ICHIMURA-SHIMIZU, Mayuko TSUNEYAMA, Koichi OMAGARI, Katsuhisa |
発行日: | 2022年3月 |
出版者: | 長崎県立大学 |
雑誌名: | 長崎県立大学看護栄養学部紀要 |
巻: | 20 |
開始ページ: | 121 |
終了ページ: | 128 |
ISSN: | 18841759 |
抄録: | 2013 年度から2018 年度に長崎県立大学看護栄養学部栄養健康学科臨床栄養学研究室で行った雄性
Sprague-Dawley ラットを用いた飼育実験のうち、高脂肪・高コレステロール食を9 週間あるいは18 週間
摂取させ、肝臓の組織学的検討を行った70 匹を対象として、NAFLD activity score(NAS)およびFLIP
(fatty liver inhibition of progression)アルゴリズムにより非アルコール性脂肪肝炎(NASH)の判定を行っ
た。その結果、両基準によるNASH の割合に有意な差は認められなかった(87.1% vs. 80.0%)。両基準と
もにNASH と判定されたラットは52 匹(74.3%)、NASH でないと判定されたラットは1 匹(1.4%)であっ
た。一方、約25% のラットは両基準でのNASH の判定結果が異なっており、その主な要因は肝臓に沈着
する脂肪滴の大きさや肝細胞の風船様腫大の判定結果の違いであった。未だ完璧なNASH の病理診断基準
がない現状においては、それぞれの判定基準の特徴をよく理解した上で検討を続けていくことが重要であ
るとおもわれる。 |
キーワード: | 非アルコール性脂肪肝炎 ラットモデル 肝組織像 NAS スコア FLIP アルゴリズム |
内容記述: | カラー図版あり |
URI: | http://hdl.handle.net/10561/1816 |
出現コレクション: | 第20巻
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