DSpace DSpace English
 

長崎県立大学学術リポジトリ >
看護栄養学部紀要 >
第21巻 >

このアイテムの引用には次の識別子を使用してください: http://hdl.handle.net/10561/2011

タイトル: 『フィッシュ哲学』推進による職場環境改善への検討 ―サンキューカードの内容の分析より―
タイトル(別表記): Consideration for Improving the Work Environment by Promoting " Fish Philosophy" From the Analysis of the Contents of Thank-you Cards
著者名: 貞方, 三枝子
高比良, 祥子
小渕, 美樹子
著者名(別表記): SADAKATA, Mieko
TAKAHIRA, Sachiko
KOBUCHI, Mikiko
発行日: 2023年3月
出版者: 長崎県立大学
雑誌名: 長崎県立大学看護栄養学部紀要
巻: 21
開始ページ: 9
終了ページ: 19
ISSN: 1884-1759
抄録: 本研究の目的は,他者が承認・称賛するサンキュ―カードの内容から,看護職員同士が承認・称賛し合う視点を明らかにし,職場環境改善への取り組みの示唆を得ることである.A 病院の2016 年4 月~ 2017年3 月のサンキューカードをデータとし,Berelson,B. の内容分析を用い2946 記録単位を分析対象とした.その結果,223 コード,70 サブカテゴリ,20 カテゴリを形成した.その内容に応じ,感謝,尊敬,称賛,承認,励みの視点に分類した.全体の 92.5%が感謝で,日常の看護業務・周辺業務,役割・代理業務,患者への対応,教育活動,精神的支援等の個人や部署内外への思いやりや優しさに対してであった.また,仕事ぶりや自己研鑽する姿に対しての尊敬,接遇や笑顔に対する称賛,後輩の成長や同僚の積極性・前向きな行動を承認し,頑張っている看護職員の姿を見て励みとする視点があった.共通するキーワードは,笑顔,気に掛ける,優しさ,丁寧,的確であった.職場環境改善として,明らかになった承認・称賛し合う視点を他施設でも応用し取り入れることで,認め・称え合う職場風土を醸成し,仕事に対する動機づけや働きがいが高まると考える.
キーワード: フィッシュ哲学
サンキューカード
承認
看護職員
職場環境
URI: http://hdl.handle.net/10561/2011
出現コレクション:第21巻

このアイテムのファイル:

ファイル 記述 サイズフォーマット
v21p9_sadakata.pdf6.68 MBAdobe PDF見る/開く

このリポジトリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。

 

長崎県立大学附属図書館