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http://hdl.handle.net/10561/2015
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タイトル: | 災害看護学実習における災害訓練事前準備として用いた ゲーム教材「ひなん日記」の効果 |
タイトル(別表記): | Effectiveness of "Hinan Diary," a Game Material Used as Preparation for Disaster Training in Disaster Nursing Practicum |
著者名: | 片穂野, 邦子 林田, りか |
著者名(別表記): | KATAHONO, Kuniko HAYASHIDA, Rika |
発行日: | 2023年3月 |
出版者: | 長崎県立大学 |
雑誌名: | 長崎県立大学看護栄養学部紀要 |
巻: | 21 |
開始ページ: | 45 |
終了ページ: | 52 |
ISSN: | 1884-1759 |
抄録: | 災害看護学実習における避難所疑似体験ゲーム教材「ひなん日記」を通じた看護学生の体験を明らかにし,災害訓練事前準備教材としての効果を検討した.災害看護学実習を受講したA 大学の看護学科4 年生で同意を得られた52 名を対象に「ひなん日記」を体験した感想として記述された文章をデータとして使用した.分析ツールはテキストマイニングソフトKH Coder ver.3 を使用した.総抽出後数は6,239 語,文章数は194 文,頻出語は「人(76)」「自分(67)」「避難(52)」「生活(43)」「感じる(40)」などであった.共起ネットワーク分析では,学生の体験は<避難所生活で体験する人や周囲の生活状況><周囲に影響する助け合いの大事さ><物資不足から生じる格差や健康被害>などの6 つに大別された.学生は,避難所での物資不足の生活,被災者間の格差,トラブル発生,衛生環境による病気など避難所生活における身体的・心理的なつらさや,自助・共助の大切さ,援助者としての視点を実感していた.本教材は看護学生の被災者のイメージ化に役立ち,災害訓練事前準備に有効であることが示唆された. |
キーワード: | 災害看護学実習 ゲーム教材 体験 看護学生 計量テキスト分析 |
内容記述: | カラー図版あり |
URI: | http://hdl.handle.net/10561/2015 |
出現コレクション: | 第21巻
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