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タイトル: 若年女性における隠れ肥満の実態調査と 関連する因子の検討
タイトル(別表記): Investigation of normal weight obesity and related factors in young women
著者名: 花村, 衣咲
古賀, 悠希
畠山, 今日子
桑原, 倫子
本郷, 涼子
湯浅, 正洋
阿比留, 教生
山崎, 浩則
世羅, 至子
著者名(別表記): HANAMURA, Isaki
KOGA, Yuuki
HATAKEYAMA, Kyoko
KUWAHARA, Rinko
HONGO, Ryoko
YUASA, Masahiro
ABIRU, Norio
YAMASAKI, Hironori
SERA, Nobuko
発行日: 2024年3月
出版者: 長崎県立大学
雑誌名: 長崎県立大学看護栄養学部紀要
巻: 22
開始ページ: 19
終了ページ: 26
ISSN: 1884-1759
抄録: 近年、若年女性の隠れ肥満の存在が指摘されている。隠れ肥満は、BMI は標準 (18.5-24.9kg/m2)であるが高体脂肪率を呈し、生活習慣病の早発が懸念されている。本研究は、若年女性における隠れ肥満の実態調査と関連する生活習慣の検討、さらに糖・脂質代謝、アディポサイトカインに及ぼす影響を調査した。対象者は、女子学生32 名 (20.6 ± 1.0 歳)とし、生活習慣・食事調査、体組成・握力測定、血液検査を実施した。本研究の隠れ肥満該当者は10 名 (33 %)であった。やせと肥満を除外した、隠れ肥満群 (n=10)と正常群 (n=20)の比較では、運動習慣に差は認めず、体重当たりのたんぱく質摂取量 (p = 0.031)、ビタミンD の摂取量 (p = 0.006)が正常群よりも隠れ肥満群において有意に低値を示した。一方、血液生化学検査項目では、血中脂質や血糖指標に差は認めなかったが、レプチンに有意な差を認めた( p =0.001)。本研究の隠れ肥満者は、血中脂質や血糖指標に明らかな差はなかったものの、レプチンの分泌量が亢進しており、隠れ肥満の早期発見と、たんぱく質やビタミンD の摂取量に着目した食事管理の重要性が示唆された。
キーワード: 隠れ肥満
若年女性
糖代謝
脂質代謝
栄養素等摂取量
URI: http://hdl.handle.net/10561/2024
出現コレクション:第22巻

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