DSpace DSpace English
 

長崎県立大学学術リポジトリ >
学長裁量研究成果報告 >
R5 シーボルト校 >

このアイテムの引用には次の識別子を使用してください: http://hdl.handle.net/10561/2060

タイトル: ブロックチェーン技術における分散型鍵管理の研究
著者名: 松崎, なつめ
著者名(別表記): MATSUZAKI, Natsume
発行日: 2024年3月29日
出版者: 長崎県立大学
雑誌名: 学長裁量研究成果報告書
巻: 令和5年度
号: シーボルト校
開始ページ: 1
終了ページ: 8
抄録: 本稿では、集中TTPを用いた従来のPKIベースの鍵管理の課題(TTP攻撃、ユーザのID管理の不便さ、ユーザ情報の分散化)を確認した。そして、これら課題解決に向けて提案された、自己主導型アイデンティティ(SSI)およびこの鍵管理である分散型鍵管理に関して調査し、課題を抽出した。鍵管理については、以下2つのポイントを考慮しなければならない。 ポイント1:秘密鍵は漏洩しないよう、また紛失しないよう、安全に管理しなければならない ポイント2:公開鍵が誰のものであるか(つまり、特定のIDとの紐づけ)を保証する このうち、ポイント2は、Blockchainを活用したSSI概念の具現化により解決可能と考える。一方、ポイント1については従来のPKIに比べても、さらに重要性が高まっており解決策の検討が必要である。より具体的には、秘密鍵漏洩や鍵紛失の検知、鍵更新、鍵無効化、鍵紛失時の対応などの処理を本人が行う必要がある。従来のPKIに比べ、より安全性が高く、本人が使いやすい方法が必要となる。
キーワード: 自己主導型アイデンティティ
Verifiable Credentials
ブロックチェーン
URI: http://hdl.handle.net/10561/2060
出現コレクション:R5 シーボルト校

このアイテムのファイル:

ファイル 記述 サイズフォーマット
R5シ_matsuzaki.pdf716.85 kBAdobe PDF見る/開く

このリポジトリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。

 

長崎県立大学附属図書館