DSpace DSpace English
 

長崎県立大学学術リポジトリ >
学長裁量研究成果報告 >
R5 シーボルト校 >

このアイテムの引用には次の識別子を使用してください: http://hdl.handle.net/10561/2063

タイトル: 内部障害者の避難の準備状況整備に向けた調査研究
著者名: 永峯, 卓哉
吉田, 恵理子
著者名(別表記): NAGAMINE, Takuya
YOSHIDA, Eriko
発行日: 2024年
出版者: 長崎県立大学
雑誌名: 学長裁量研究成果報告書
巻: 令和5年度
号: シーボルト校
開始ページ: 1
終了ページ: 5
抄録: 内部障害者の災害時の避難や避難所での配慮を検討するために、長崎県内の21市町の防災計画から要配慮者の避難行動要支援者の範囲を中心に調査を実施した。  今回調査した長崎県内のすべての市町では、高齢者・障害者についてはその範囲を定め情報収集することで避難行動要支援者名簿への記載を検討できるようになっているが、難病者・妊産婦・乳幼児・子供については、明確な範囲を定めていない市町が多かった。内部障害者は、災害対応においては、要援護者の範囲に分類される。しかし現時点で、避難行動要支援者の範囲には、具体的に「内部障害」として分類されてはいない。障害の種類によっては内部障害者も該当する分類も設けてある場合もあり、申請によって避難行動要支援者として個別計画の対象となる。避難行動要支援者の基本的な判断の基準は「自ら避難することが困難な場合」であり、たとえ要援護者であっても、自ら避難ができれば、この対象とはならない。今後も内部障害者が災害時の避難に不安を持っているのであれば、自らが事前に行政機関の窓口に相談することが重要である。
キーワード: 内部障害者
災害時避難
避難行動要支援者
URI: http://hdl.handle.net/10561/2063
出現コレクション:R5 シーボルト校

このアイテムのファイル:

ファイル 記述 サイズフォーマット
R5シ_nagamine.pdf263.15 kBAdobe PDF見る/開く

このリポジトリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。

 

長崎県立大学附属図書館