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タイトル: 中強度の間欠的運動でも内因性カンナビノイドの増加とランナーズハイは起こるのか?
タイトル(別表記): Does moderate-intensity intermittent exercise increases blood endocannabinoid concentration?
著者名: 飛奈, 卓郎
山下, 知輝
著者名(別表記): TOBINA, Takuro
YAMASHITA, Tomoki
発行日: 2024年3月28日
出版者: 長崎県立大学
雑誌名: 学長裁量研究成果報告書
巻: 令和5年度
号: シーボルト校
開始ページ: 1
終了ページ: 5
抄録:  運動によって爽快感や多幸感が得られた状態、所謂ランナーズ・ハイは、内因性カンナビノイド(eCBs)がその原因物質と考えられている。我々は中強度(乳酸閾値強度)の持続運動によってeCBsの1つである2-arachidonoylglycerol (2-AG)の血中濃度が増加すること見出しており、5分間の間欠式運動でも同様の効果が得られるかを検証した。  その結果、30分の持続運動と5分×6回の間欠運動で、運動前後の血中2-AG濃度に有意差を認めなかったが、ポジティブな感情、高揚感と爽快感は有意に増加した。間欠運動の高揚感は増加したものの安静状態との変化量比較では有意差を認めず、持続運動ではその差を認めた。間欠運動でもランナーズ・ハイは起こるものの、持続運動のほうが効率よくランナーズ・ハイを起こす可能性を示す結果となった。
キーワード: 乳酸閾値強度
2-Arachidonoylglycerol
ポジティブな感情
URI: http://hdl.handle.net/10561/2070
出現コレクション:R5 シーボルト校

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