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http://hdl.handle.net/10561/255
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タイトル: | 患者との診療情報の共有による医療、看護の変化-「個人情報の保護に関する法律」及び「診療情報の提供等に関する指針」に関連して- |
タイトル(別表記): | Change of medical care and nursing which clinical practice data sharing with patient brought about.-related to "Personal Data Protection Law" and "The guideline on disclosures of clinical practice data"- |
著者名: | 松本, 幸子 |
著者名(別表記): | Sachiko, MATSUMOTO |
発行日: | 2005年2月 |
出版者: | 長崎県立大学看護栄養学部 |
雑誌名: | 県立長崎シーボルト大学看護栄養学部紀要 |
ISSN: | 1346-6380 |
抄録: | 平成15年5月に「個人情報の保護に関する法律」が公布され、同9月に「診療情報の提供等に関する指針」が出された。日本の医療においても、インフォームド・コンセントの推進のために、1990年代の後半から続いてきた診療情報の提供に関する検討に関して、一定の方針が示されたことになる。「個人情報の保護に関する法律」は平成17年の4月の施行に向け、個人情報を取り扱う医療機関としても環境整備が急がれている。パターナリズムの色濃い日本の「お任せ」医療から、インフォームド・コンセントの理念に基づき、医療者が積極的に診療情報を提供することにより、患者が疾病と治療内容を理解し、両者が共同して疾病を克服する、より良い信頼関係を構築することを目的として取り組みが始まり、医療の有り様が変わろうとしている。
診療情報の提供に関するこれまでの過程を整理し、今回の「個人情報の保護に関する法律」と「診療情報の提供等に関する指針」に関連して、医療、看護はどのように関わろうとしているのか、またその課題について若干の検討を試みた。 |
キーワード: | 診療情報の提供、インフォームド・コンセント、情報の共有、信頼関係、個人情報の保護 |
内容記述: | 国立情報学研究所より電子化 |
URI: | http://hdl.handle.net/10561/255 |
出現コレクション: | 第5巻
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